HOYAがハードディスク用ガラスメディア事業を譲渡
HOYAはシンガポールの完全子会社であるHOYA Magnetics Singapore, Pte. Ltd.(以下、HOYA Magnetics)と共に展開している、ハードディスク用ガラスメディアの製造事業と関連資産を米国のWestern Digital Corporation(以下、Western Digital)に譲渡する契約を締結しました。HOYA Magneticsのハードディスク用ガラスメディア製造事業に加えて、HOYAのガラスメディア研究開発資産も譲渡対象となっています。
譲渡の背景と目的
HOYAは譲渡後、ガラス材料技術と精密加工技術を活かし、現在世界シェアトップを誇るハードディスク用ガラスサブストレート事業にさらに集中することで競争力を強化する方針です。譲渡する事業の売上高は約240億円で、譲渡価額は非公表とされています。
譲渡予定日
譲渡予定日は2010年5月31日となっています。今回の決定により、HOYAは自社の強みを活かす中核事業に経営資源を集中し、シェア拡大と競争力強化を図る狙いがあります。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。豊富な実績と専門的な知見を活かし、経営者の皆様に最適なM&Aプランを提供し、スムーズな事業譲渡をサポートいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。