GMOインターネット、ベトナム企業RunSystem Corporationを子会社化
GMOインターネットは、システム開発を担うベトナムのRunSystem Corporation(ハノイ市)の株式を51.19%取得し、子会社化することを発表しました。RunSystemはハノイ工科大学の卒業生を中心に、英語や日本語でのコミュニケーション力、そして優れた技術力を併せ持つプログラマ・エンジニアを多数有しています。この買収により、GMOインターネットはアジア地域、とりわけ成長が見込まれるスマートフォン関連事業の強化を図る狙いです。
対象企業の概要
RunSystem Corporationはハノイ市に拠点を置き、ベトナム国内を中心にシステム開発を行う企業です。営業利益は730万円、純資産は3000万円と公表されています。ハノイ工科大学出身者の豊富な技術力に加え、英語や日本語が堪能なエンジニアを多数抱えています。
株式取得の詳細
GMOインターネットの今回の取得割合は51.19%で、取得後はRunSystem Corporationをグループの子会社とします。取得価額は非公表とされており、取得予定日は2011年6月16日より3カ月以内とされています。
アジア市場での成長戦略
GMOインターネットは、スマートフォン関連事業を中心にアジア地域でのさらなる事業拡大を見据えています。ベトナムはIT人材が豊富であり、将来的にも魅力のある市場です。RunSystemの子会社化は技術力ある人材を確保しながら、アジア各国でのサービス展開を強化する重要な一手といえます。
今後の展望
今回の買収により、GMOインターネットはベトナム市場に本格的に進出し、さらなるシステム開発力とスマートフォン関連事業の強化を実現する見込みです。高度な技術力をもつエンジニアを取り込むことで、日越間のビジネス交流やサービス開発も加速すると期待されます。
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。