GMOアドパートナーズによるアドクラウドの全株式取得について
アドクラウドの特徴と狙い
GMOアドパートナーズは、インターネット広告配信システムASP事業を手がけるアドクラウド(東京都渋谷区)の全株式を取得し、子会社化することを決定しました。これにより、アドクラウドの広告配信基盤を活用して、広告配信の効率化や収益性の向上を図るとともに、新たな統合プラットフォームの開発に着手すると発表しています。
取得の具体的な内容
取得価額は非公表とされており、取得予定日は2015年7月10日とされています。アドクラウドの技術力や開発力を活かすことで、GMOアドパートナーズが保有するサービスとの連携強化が期待されています。
今回のM&Aがもたらす効果
配信基盤を活かしたビジネス拡大
インターネット広告業界では、広告配信基盤の高度化とマーケティング領域の拡大が求められています。今回のM&Aによって、GMOアドパートナーズはアドクラウドの基盤を活かしてさらなる事業シナジーを生み出すことが可能となります。具体的には広告配信精度の向上や運用コストの削減などが見込まれます。
新たな統合プラットフォームの開発
統合プラットフォームを開発することで、複数の広告配信チャネルを一元管理できるようになり、高度なターゲティングや効果測定など、多様な広告主のニーズに応えることが期待されています。また、この新たなプラットフォームをベースにしたサービス提供が、GMOグループ全体の拡販力向上に寄与すると考えられます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとするM&A支援企業です。豊富な経験と専門知識を活かし、スムーズで安心なM&Aを実現するためのサポートを提供しています。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。