GFAによるRiMIC事業の譲渡について

GFAは連結子会社であるネクスト・セキュリティ(東京都品川区。売上高1億1900万円、営業利益△4300万円、純資産△700万円)のRISK Management Information Center(RiMIC)事業を、MSDホールディングス(東京都千代田区)へ譲渡することを決議いたしました。2019年10月1日に新設するMSD Secure Service(東京都品川区)へRiMIC事業を移転し、同社株をMSDホールディングスに売却する形を取ります。

RiMIC事業の概要

RiMIC事業は、ネクスト・セキュリティが販売したセキュリティーソフトに対するユーザーからの問い合わせを24時間体制でサポートするコールセンターサービスです。セキュリティー対策において、ユーザーが安心してサービスを利用できるよう支援する役割を担ってきました。

譲渡の背景と理由

GFAは2018年9月25日にネクスト・セキュリティを100%子会社化しました。しかし、顧客数の伸び悩みに加え、24時間体制で運営しているRiMIC事業のコストが大きく、子会社化以降から2020年3月期第1四半期(2019年4〜6月)まで赤字を計上している状況でした。そのため、RiMIC事業を譲渡することで経営状況を改善する運びとなりました。

顧客数の伸び悩みと24時間サービスの負担

RiMIC事業は「24時間コールセンターサービス」という付加価値がある一方、運営コストが高くなりがちでした。顧客獲得が計画通りに進んでいない背景もあり、子会社化後も赤字が続く原因となっていました。

今後の見通し

今回の事業譲渡に伴い、GFAは約600万円の特別損失を計上する見通しです。なお、譲渡価額は非公開となっております。譲渡予定日は2019年10月1日を予定しており、今後の経営戦略において収益性の高い事業へ経営資源を集中する方針を示しています。

株式会社M&A Doについて

株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aのご相談やサポートを全面的に行い、円滑な事業承継や譲渡を実現する体制を整えております。