GENDAによるプレビの株式取得について

GENDAは、アミューズメント施設運営のプレビ(茨城県日立市。売上高49億円、営業利益3億5800万円、純資産10億8000万円)の株式82.45%を取得し、子会社化することを決定いたしました。プレビは1965年に設立され、「アミューズメントPLABI」「こころっこ」「南ASOBI諸島」などのブランドで全国45店舗をショッピングセンターなどに展開しており、無人店舗も360カ所以上で運営しております。今回の取得価額は非公表とされ、取得予定日は2024年2月1日となっております。

取得の背景

GENDAは、主力事業であるアミューズメント施設の店舗網拡大の一環として、プレビの株式を取得するに至りました。プレビの幅広いブランド展開は、ショッピングセンターを中心に多様な顧客層を取り込んでおり、さらなる事業拡大を目指すGENDAにとって戦略的な投資となります。

店舗運営の効率化と購買力の向上

GENDAは、傘下のGENDA GiGO Entertainment(東京都港区)を通じて、プレビを買収いたします。GENDA GiGO Entertainmentは「GiGO」ブランドを中心にアミューズメント施設を263店舗(2023年11月末時点)展開しており、グループ内での運営効率化やアミューズメント機器・プライズ(クレーンゲーム向けなどの景品)の購買力を高めることで、より一層の収益力向上を狙っていると考えられます。

今後の展望

今回の買収によって、GENDAグループはアミューズメント施設の全国的な展開をさらに加速させる見込みです。プレビの地域密着型ブランドと、GENDA GiGO Entertainmentの集客力と運営ノウハウが結びつくことで、今後ますます魅力的な店舗づくりが期待されます。

業界全体へのインパクト

アミューズメント業界はコロナ禍による集客減など厳しい環境に置かれていましたが、大手企業がM&Aを通じて事業拡大を図る動きから、市場の再編や活性化が進む可能性があります。今後も新規サービスの導入や店舗の大型化など、多彩な戦略が展開されていくことでしょう。

注目されるアミューズメント体験の強化

お客様へ新たな体験価値を提供するため、無人店舗の導入やVR・AR技術を活用したエンターテインメントの拡充などが重要になります。GENDAとプレビの連携によって生み出される新規サービスも、大きな注目を集めると見られています。

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