FRACTALEが池田不動産の全株式を譲渡

FRACTALEは、不動産子会社である池田不動産(東京都大田区。売上高5300万円、営業利益△4300万円、純資産3000万円)の全株式を、木材市場経営を行う大阪木材相互市場(大阪市)に譲渡すると発表いたしました。1960年に設立された池田不動産は、保有不動産の売却に注力しておりましたが、このたび大阪木材相互市場が早期取得に応じる意向を示したことから、全株式の譲渡を決定したとのことです。

譲渡価額と予定時期

今回の譲渡価額は17億3000万円となり、譲渡予定日は2019年3月中旬と発表されています。今後の譲渡手続きの進展に注目が集まります。

譲渡価額の背景

FRACTALEが決定した譲渡価額は、池田不動産の資産状況や大阪木材相互市場の取得意向などを総合的に考慮した結果とみられています。また、池田不動産は営業利益が赤字となっているものの、自社が保有する不動産による資産価値が評価された可能性があります。

譲渡予定日の意義

譲渡予定日である2019年3月中旬は、不動産売買やM&Aにおいて比較的早期の取引完了を目指すための設定と考えられます。これにより、FRACTALEは資本や経営リソースの再編を早期に実現し、大阪木材相互市場は池田不動産の不動産資産を活用した経営戦略を早期に進められる見込みです。

今後の影響と展望

今回の譲渡により、FRACTALEは池田不動産の資産や負債を切り離し、経営リソースの集中と強化を図ることができると予想されます。大阪木材相互市場は新たに取得する不動産を最大限に活用し、事業領域の拡大や収益力向上を目指すと考えられます。今後、両社の戦略的な経営判断が注目されるところです。

株式会社M&A Doの紹介

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