FPG、北日本航空を子会社化
FPGは、セスナ機によるチャーターフライトや遊覧飛行を手がける北日本航空(岩手県花巻市)の全株式を取得し、2023年8月25日付で子会社化いたしました。北日本航空は1981年に設立され、航空機撮影や航空測量、遊覧飛行など幅広い業務を担っています。また、沖縄事業所(那覇市)では、離島に所在する病院へのドクター搬送に特化したチャーターフライトにも対応しています。
北日本航空の現状
近年、北日本航空の業績は低迷しており、債務超過に陥っています。売上高は9,190万円、営業利益はマイナス2,840万円、純資産はマイナス2億4,400万円となっており、財務面での再建が急務となっておりました。
FPGによる完全子会社化の背景
FPGは、社会的に有意義な事業を展開する北日本航空を戦略的株式投資として完全子会社化し、収益改善を図る方針です。将来的には、FPGの顧客基盤の一つである個人富裕層向けにプライベートジェット事業への展開も視野に入れているとされています。
取得価額は非公表
今回の株式取得における取得価額は公表されていませんが、今後の収益性向上および新規事業展開が期待される中、FPGは北日本航空を全面的にサポートしていく見通しです。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、M&Aにおいて売り手から手数料を一切いただかないことが大きな特徴であり、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みです。M&Aのプロフェッショナルとして、お客様一人ひとりのニーズや状況に合わせたサポートを提供し、円滑かつ有利な事業譲渡を実現するために尽力しております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。