fonfunとグルーコードコミュニケーションズのM&A事例
このたび、fonfunはエンジニア派遣を通じて顧客企業のDXやAI推進を支援するグルーコードコミュニケーションズ(札幌市)を子会社化することを決定しました。売上高3億9600万円、営業利益700万円、純資産5000万円を有する同社は高度なスキルを持つエンジニア約40人が在籍しており、DX・ソフトウエア開発分野を強化したいfonfunの狙いに合致するためです。
背景と狙い
fonfunはグループ全体でエンジニア100人体制を目標としており、この買収はその実現に向けた一歩となります。グルーコードコミュニケーションズを傘下に収めることで、幅広い顧客ニーズに応えるソリューションを提供し、DX・ソフトウエア開発の注力分野をさらに拡大していく計画です。
価格と日程
今回の取得価額は6億100万円となり、取得予定日は2024年8月1日とされています。今後は社内体制の統合を通じて、エンジニア派遣事業の拡充を図りつつ、新たなソフトウエア開発サービスの創出を目指します。
グルーコードコミュニケーションズについて
グルーコードコミュニケーションズは2017年に設立され、高度な技術力を持つエンジニアを約40名擁しています。その強みはDX・AI領域への深い知見と、顧客企業の要望に応じた柔軟な開発体制にあるといえます。今回の買収により、fonfunとの協業がさらに進み、多様なプロジェクトに対応できる体制が整備される見込みです。
今後の展望
エンジニアリソースの確保が進むことで、fonfunは幅広い企業向けにDXおよびAI領域の新規ソリューションを展開しやすくなります。さらなる人材育成やプロジェクト拡大が期待され、両社のシナジー効果による業績向上にも注目が集まります。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかないことを大きな特色としています。売主様の譲渡後の資産を最大化する支援に強みを持ち、多くの企業との成功事例を重ねています。M&Aの円滑な実行とその後のサポートを通じて、企業価値の最大化を図るお手伝いをいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。