fonfunによる事業譲渡の背景

fonfunは、映像・音声配信のためのデジタルデータ変換サービス（エンコード）事業を、エンコード事業やウエブ制作などを手掛けるなゆたネット（東京都品川区）に譲渡することを決議いたしました。対象事業を有するfonfunのソリューション事業部全体の売上高は3億8800万円です。業界再編により売上高が減少していたエンコード事業を譲渡することにより、fonfunは昨年度から進めている事業の集中と選択を加速させる方針です。

譲渡の理由

今回の譲渡は、映像・動画配信業界における再編の影響によりfonfunのエンコード事業の売上高が減少している状況を受け、より強い事業領域にリソースを集中する目的で行われます。なゆたネットは、エンコード事業をはじめWeb制作など幅広い事業を手掛けており、その専門的な知見を活かしてfonfunのエンコード事業をさらに成長させることが見込まれております。

譲渡価額と予定日

譲渡価額については現在協議中とのことです。また、譲渡予定日は2009年10月中旬を予定しております。正式な譲渡価額や具体的なスケジュールについては引き続き検討が進められ、両社間で合意がなされ次第公表される見込みです。

今後の見通し

今回の事業譲渡により、fonfunは自社が注力すべき事業にリソースを集中し、業績の回復や向上をめざすと考えられます。一方、なゆたネットは新たに譲り受けるエンコード事業を自社の強みであるWeb制作事業などとシナジーを図りながら拡大し、より高品質なトータルソリューションの提供をめざすことが期待できます。

株式会社M&A Doのご紹介

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