Fast Fitness Japan、シンガポールのスポーツジムを買収し子会社化へ
Fast Fitness Japanは14日、シンガポールでスポーツジムを運営するSaya Pte. Ltd.の全株式を取得し、子会社化すると発表いたしました。今回の買収は、同社が掲げる中期経営計画の重要戦略である「新たな成長領域の開拓」の一環として、海外市場へ本格的に進出する取り組みとなります。
買収の背景と狙い
買収額は1億1600万円で、取得予定日は2024年4月1日となっております。Saya Pte. Ltd.は2014年に設立され、Fast Fitness Japan取締役の大熊章氏が代表を務める大熊製作所(埼玉県草加市)の100%子会社です。FC(フランチャイズチェーン)オーナーとして、24時間ジム「エニタイムフィットネス」をシンガポールで2店舗運営しており、現地でのジム運営ノウハウを有しています。
海外事業展開のメリットと展望
Fast Fitness Japanにとって、本件は海外での店舗運営ノウハウの獲得や運営実績の積み上げに大きく寄与することが期待されます。また、今後は店舗マネージャーの研修やトレーニング拠点としても海外の店舗を活用し、国内外におけるさらなるサービス向上を図る意向です。海外進出を通じて得た知見を国内事業にも応用し、新たな顧客層の獲得やサービスの拡充につなげる狙いがあります。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。