EPSホールディングス、治験施設支援機関のエクサムを完全子会社化へ
EPSホールディングスは子会社を通じて、治験施設支援機関(SMO)事業を手掛けるエクサム(札幌市)の全株式を取得すると発表いたしました。エクサムは北海道や関東、近畿、九州を中心に事業を展開し、特に皮膚科領域の臨床試験支援に豊富な実績を持っております。今回の取得によりEPSホールディングスは、グループとして臨床試験のサポート体制を強化し、さらに業務拡大を図る方針でございます。なお、取得価額は非公表とされており、取得予定日は2017年10月2日でございます。
エクサムの事業概要
エクサムは治験施設支援機関(SMO)として、医療機関が実施する臨床試験の業務を支援している企業でございます。北海道や関東、近畿、九州を中心にネットワークを広げ、さまざまな医療領域の試験を手掛ける中でも、特に皮膚科領域において数多くの臨床試験支援実績を積んでおります。
EPSホールディングスによる取得の背景
EPSホールディングスはヘルスケア事業を中心としたサービスを展開しているグループでございます。今回のエクサムの完全子会社化によって、臨床試験における支援体制を一層強化し、幅広い領域でのシナジー効果を期待しております。これにより、医薬品開発や治験サポートのクオリティ向上のみならず、グループ全体としての業務領域拡大を図る狙いがございます。
今後の展望
EPSホールディングスがエクサムをグループに迎えることで、国内におけるSMO事業の存在感をさらに高める可能性がございます。特に皮膚科領域におけるエクサムの強みを活かして、今後はより幅広い領域の臨床試験へ積極的に取り組んでいく方針と考えられます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aに関するご相談がございましたら、ぜひ専門家としてご活用くださいませ。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。