ENECHANGEによるオーベラス・ジャパンの子会社化について
ENECHANGEは、不動産分野の法人顧客向け電力切り替えサービスを手がけるオーベラス・ジャパン(東京都江東区)の全株式を取得し、子会社化することを決定しました。オーベラス・ジャパンの売上高は1億2800万円、営業利益はマイナス1250万円、純資産はマイナス313万円となっています。
具体的な取得内容
取得価額は約3億5800万円で、取得予定日は2021年11月1日です。今回の買収によって、ENECHANGEはオーベラス・ジャパンの全株式を取得し、オーベラス・ジャパンをグループの一員とすることになります。
オーベラス・ジャパンの事業内容
オーベラス・ジャパンは2015年に設立され、J‐REIT(不動産投資信託)や不動産ファンドの運用会社を主要顧客とした法人向け電力切り替えサービスを展開しています。さらに会員制不動産事業も手がけていましたが、今回の子会社化では会員制不動産事業は分社化され、取引対象には含まれません。
ENECHANGEの事業とのシナジー
ENECHANGEは家庭向けや法人向けに電力・ガスの最適な選択をサポートする「エネルギープラットフォーム事業」を主力としています。オーベラス・ジャパンの持つ不動産分野の法人顧客とのネットワークと、ENECHANGEのエネルギープラットフォーム運営のノウハウが掛け合わされることで、新たなビジネス機会が生まれることが期待されています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。M&Aに関するご相談やお問い合わせなど、専門スタッフがサポートいたしますので、お気軽にご連絡ください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。