EMCOMホールディングスの子会社譲渡について
EMCOMホールディングスは、香港でFX事業の調査活動を行う子会社の大家滙(売上高1240万円、営業利益△8380万円、純資産1億4400万円)を、英領バージン諸島の投資会社Chandragupta Worldwideへ譲渡することを決議しました。譲渡価額は1億5200万円で、譲渡予定日は2013年3月6日となっています。
子会社設立の背景
EMCOMホールディングスは2010年に、香港FX事業のリサーチやマーケティングを目的として大家滙を設立しました。香港という国際金融都市の特性を活かし、市場調査や事業拡大を念頭に運営を行ってきました。
経営方針の変更とリストラ
しかしながら、その後の経営方針の変更により、EMCOMホールディングスは金融システム事業のリストラを進めてきました。今回の譲渡もその一環として位置付けられており、企業全体のスリム化やリソースの集中を図る狙いがあるとみられます。
譲渡先と譲渡の意図
譲渡先となるChandragupta Worldwideは英領バージン諸島を拠点とする投資会社であり、海外市場への投資機会を模索しています。譲渡により、EMCOMホールディングスはリストラ方針の加速と新たな経営戦略の遂行に注力できると考えられます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みです。企業オーナー様のニーズに合わせたM&Aアドバイザリー業務を提供し、スムーズで納得感のある譲渡をサポートいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。