eBASEによるエムネットの事業取得について
eBASEは子会社を通じて、ソフトウエア開発会社であるエムネット(大阪市。純資産△11億3700万円)からシステム開発、テクニカルサポート、センターマシン運用管理の事業を取得することを決議いたしました。これにより受託開発業務やテクニカルサポートなど、ソフトウエア周辺事業の拡大を図る方針です。
パッケージソフトビジネスが主力のeBASE
eBASEはパッケージソフトビジネスを主力としていますが、経営資源の問題からカスタマイズ開発業務や受託開発業務については対応が難しい状況にありました。今回の事業取得を通じて、これらの領域にも本格的に対応できる体制を強化する考えです。
取得の背景と目的
今回の事業取得により、エムネットが保有していた顧客基盤や人材インフラを活用し、ニーズの高い受託開発やテクニカルサポート領域を拡大する狙いがあります。対象事業の直近売上高は25億6000万円と規模も大きく、eBASEの事業ポートフォリオを広げる大きな一手となる見込みです。
取得価額と取得予定日
取得価額は5000万円から8000万円となり、取得予定日は2011年1月1日とされています。今後の事業統合により、eBASEがどのようなシナジーを生み出すのか注目が集まっています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、M&Aにおいて売り手から手数料を一切いただかないことが特徴であり、譲渡後の資産を最大化できる点を強みとしております。豊富な知見と実績を活かし、売主様にとって最適なM&Aを実現するサポートを行っています。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。