はじめに
E・Jホールディングスは、建設コンサルタント業を手がける近代設計(東京都千代田区)を株式交換により完全子会社化することを決定いたしました。近代設計は橋梁や構造物関連、都市ライフライン・インフラなど、開発・計画から維持・管理・運営まで行う企業でございます。本記事では、本件の取引概要や経緯などについて詳しくご紹介いたします。
取引概要
株式交換の実施内容
株式交換により、近代設計はE・Jホールディングスの完全子会社となる予定でございます。株式交換比率は下記のとおりで、実施予定日は2010年6月1日でございます。
株式交換比率
・E・Jホールディングス1:近代設計0.043
・近代設計の普通株式1株に対して、E・Jホールディングスの普通株式を0.043株割り当てます。
背景と目的
建設業界はグローバル化や国・地方の財政悪化などにより、厳しい状況が続いております。そのため、この度の経営統合により、両社は総合力を高め、日本国内のみならず海外市場においても事業領域の拡大を図ることを目指しております。
近代設計の概要
企業情報
近代設計は、東京都千代田区に本社を構える建設コンサルタント業の企業です。主要業務として橋梁・構造物関連や都市ライフライン・インフラなどの開発、維持・管理、運営などを手掛け、豊富な実績を有しております。売上高は29億3000万円、営業利益7600万円、純資産5億200万円と安定した業績をあげております。
今後の展望
両社が統合することにより、研究・開発体制の強化や新規事業の創出を見込み、国内外を問わず多角的に事業を広げていく方針でございます。さらに、建設業界で求められる技術力やノウハウを相互に活かすことで、新たなイノベーションを促進し、より幅広い顧客ニーズに対してソリューションを提供していくことが期待されます。
株式会社M&A Doの紹介
会社概要と強み
M&Aに特化したサポートを行っている株式会社M&A Doは、売り手様から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化する仕組みを提供している点が大きな強みでございます。M&Aのプロフェッショナルとして、企業価値を高めるための戦略的なアドバイスから、取引における交渉支援、クロージングまで、一貫したサービスを提供しております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。