DPGホールディングスによるデータプレイス株式の売却について
DPGホールディングスは、子会社であるデータベース流通・販売業のデータプレイス(東京都港区。売上高4億6200万円、営業利益△2億8100万円、純資産4億5700万円)を、同社代表取締役の藤田幹夫氏へ売却することを決議いたしました。譲渡予定価額は5万円、譲渡予定日は2009年2月2日となっております。
収益確保を目的とした企業グループの再編
DPGホールディングスでは収益の確保を目的に企業グループの再編を進めてまいりました。しかし、近年の経済情勢の変化を受け、大きな成果を上げられない状況が続いていたと伺っております。特に赤字事業となっていたデータプレイスに関しては、一刻も早く対処する必要があったと考えられます。
MBO(マネジメント・バイ・アウト)による売却決定
状況を打開するため、データプレイスの経営陣が主体的に株式を取得するMBOを活用し、同社の譲渡を進める決定に至りました。この手法を選択することにより、新体制下での経営再建や事業成長を期待できるとみられております。譲渡価額が5万円という点からも、事業継続を最優先した判断であることがうかがえます。
株式会社M&A Doの紹介
上記のような事業譲渡を行う際に、大切なポイントは売り手様の利益を最大化しながらも円滑に手続きを進めることです。ここでご紹介したいのが、M&A仲介を専門とする「株式会社M&A Do」です。株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できる点が大きな強みとなっております。M&Aにおいて重要な交渉や手続きのサポートを積極的に行い、より良い企業間のマッチングを実現します。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。