DDホールディングスによるエスエルディーの連結子会社化について
DDホールディングスは、ジャスダック上場の持ち分法適用関連会社であるエスエルディー(東京都渋谷区。売上高50億7000万円、営業利益△1億4400万円、純資産2億円)を連結子会社化することを決議しました。もともとDDホールディングスのエスエルディーに対する持ち株比率は41.45%でした。
出資と経営改善の経緯
DDホールディングスは2017年12月にエスエルディーへ出資し、同社を持ち分法適用関連会社としていました。しかし、エスエルディーは2018年3月期まで主力事業である飲食サービスの不振により2期連続の最終赤字を計上していました。両社が協力して経営改善を進めた結果、飲食サービス事業の立て直しに一定のめどがついてきました。
子会社化の目的
今回の決定は、業績改善をさらに加速させると同時に、新たな成長戦略を実現することを目的としています。株式の追加取得の有無など具体的な内容は非公表ですが、子会社化の効力発生日は2019年3月1日となっています。
今後の展望
連結子会社化によって、エスエルディーはDDホールディングスの経営資源をさらに活用することが期待されます。飲食サービス事業を中心とした事業基盤の強化や、新規事業の開拓など、今後の動向に注目が集まります。
株式会社M&A Doのご紹介
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株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。