CRI・ミドルウェアが音響制作のツーファイブを子会社化

CRI・ミドルウェアは、音響制作のツーファイブ(東京都豊島区。売上高2億8800万円、営業利益800万円、純資産2300万円)の全株式を取得し、子会社化することを決議しました。

ツーファイブの設立と主力事業

ツーファイブは1991年に設立され、現在はスマートフォンアプリのゲームや家庭用ゲーム機ソフトの音声制作を主力としています。長年のノウハウを活かし、幅広い音響制作サービスを展開しています。

セリフ付きゲーム需要の高まり

近年はセリフ付きゲームの需要が高まるなか、ツーファイブは声優のキャスティングから演出・収録・加工・編集・データ化までを一貫して行うサウンド制作へと業務範囲を拡大しています。これにより、より質の高い音声演出とスムーズな制作進行が可能になっています。

子会社化の背景と狙い

CRI・ミドルウェアは、自社のサウンドソリューションをさらに強化するために、音響制作を得意とするツーファイブをグループに迎える方針をとりました。これによってゲーム分野のサウンド制作体制を強化し、さらなるシェア拡大を図る狙いがあります。

ワンストップでのサウンドソリューション提供

CRI・ミドルウェアがツーファイブをグループに加えることで、サウンドソリューションを上流から下流までワンストップで提供することが可能になります。開発や制作など、さまざまな工程を一括して請け負うことで、制作現場の効率化や品質向上につながると期待されています。

取得価額と取得予定日

取得価額は非公表となっていますが、取得予定日は2019年10月31日となります。今回の子会社化により、さらなる音響制作の発展や新たなサービス展開が見込まれます。

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