cottaによるTERAZ株式取得の概要

cottaは、SES(システムエンジニアリングサービス)事業やシステム受託開発を手がけるTERAZ(東京都渋谷区。売上高8億3000万円、営業利益4200万円)の株式66.7%を取得し、子会社化することを決定いたしました。これにより、cottaは自社EC(電子商取引)サイトを含めたサービス・システムの拡充や機能強化を進めるねらいがあります。

取引の詳細

TERAZは2020年に設立され、システムエンジニアリングサービスや、幅広いシステム受託開発を行ってきた企業です。cottaは製菓・製パン関連の包装資材や食材の通信販売を主力としていますが、今回TERAZをグループに迎えることで、技術力を活用しさらなるビジネス展開をはかります。

なお、取得価額は非公表となっており、取得予定日は2024年10月1日です。

企業の背景

cottaは、製菓や製パン領域で培った専門性を活かしつつ、より包括的なサービス展開を模索していました。一方で、TERAZはSES事業や受託開発の実績から、ECやシステム構築に不可欠な技術力を有しています。両社の強みが融合することで、cottaのECサイトをはじめとしたサービスの質的向上が見込まれます。

今回のM&Aによる期待効果

ECサイトの強化

cottaのECサイトにTERAZのシステム開発力が加わることで、顧客体験向上のための新しい機能開発や既存機能の改良が期待されます。たとえば、注文から配送までのプロセスをよりスムーズにしたり、データ分析を活用した顧客ニーズの把握が進むことで、より魅力的なサービスを提供できるようになります。

技術分野の拡大

SES事業に強みを持つTERAZがグループに加わることで、cottaの事業領域は一段と広がる見込みです。新規プロジェクトへの参入や新サービスの開発が加速し、業務効率化や外部企業とのコラボレーションにおいてもシナジー効果が期待されます。

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