CEホールディングスによるとらうべ事業取得の概要
CEホールディングスは、子会社のMocosuku(東京都港区)を通じて、保健・衛生コンサルタントなどを手がける「とらうべ」(東京都大田区、売上高5520万円・営業利益△1930万円・純資産△5470万円)の全事業を取得することを決定いたしました。Mocosukuはウェブ上で医療資格者や専門家が執筆した記事の配信や広告・マーケティング支援事業などを行っており、とらうべとは2014年以来、記事の執筆・監修における一部委託を通じて取引がございます。
とらうべとは
とらうべは1988年に設立され、企業向けの従業員に対する健康相談窓口業務、健康保険組合からの特定保健指導業務、医療機器(コンタクトレンズなど)の顧客対応窓口業務などの受託を行ってまいりました。しかし、企画力・営業力不足のため、有用な事業資産を持ちながらも業容拡大が難しい状態にあったという背景がございます。
取得価額と取得予定日
このたびの取得価額は2800万円で、取得予定日は2020年4月1日と発表されています。これにより、CEホールディングスはMocosukuを通じ、とらうべの全事業を包括的に取得し、さらなる事業拡大を目指していく方針とみられます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、M&Aの仲介およびアドバイザリー業務において、売り手様から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。案件ごとの最適なスキーム構築と柔軟なサポートにより、売り手様のより良い事業承継や資産の有効活用をお手伝いいたします。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。