Casaが営業コールセンターを子会社化へ

Casaは17日、営業コールセンターを運営するプロフィットセンター(東京都立川市)の全株式を取得し、子会社化すると発表しました。両社のノウハウや技術を融合させ、新たな付加価値サービスを提供し、企業価値の向上を目指す方針です。

プロフィットセンターとは

プロフィットセンターは、2017年に設立され、通信販売関連のコンサルティング業務や電話による販売促進業務などを手がけています。売上高3億2700万円、営業利益5000万円、純資産1億300万円を有し、専門性の高いコールセンター業務に強みを持っています。

取得価額と取得予定日

Casaによる取得価額は3億8200万円で、取得予定日は2024年9月18日と発表されています。今回の子会社化によって、Casaが提供している不動産賃貸管理業務の課題に対するソリューションサービスと、プロフィットセンターが持つコールセンター機能を組み合わせ、入居希望者や不動産管理会社、自主管理家主らに向けた新サービスの提供が可能になると期待されています。

背景と狙い

不動産賃貸管理市場では、入居者への対応や各種問い合わせへのスピーディーな対応が求められています。Casaは不動産賃貸管理で培ってきたノウハウとプロフィットセンターのコールセンター運営スキルを合わせることで、入居希望者や不動産管理会社、オーナーに対してより充実したサービスを展開する狙いがあります。これにより、顧客満足度の向上や業務効率化につながり、両社の企業価値向上が見込まれます。

今後の展望

Casaは、不動産管理における課題に着目し、コールセンターサービスと連携することで多角的なソリューションを提供するとしています。今後は両社のシステム連携や高度な顧客サポート体制の構築により、新たなビジネス機会の創出が期待されます。

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