AVANTIAによる日幸ホールディングス全株式取得の概要
AVANTIAは13日、戸建住宅を手がける日幸ホールディングス(東京都新宿区)の全株式を取得し、子会社化すると発表しました。今回の取得に伴い、日幸ホールディングスの100%子会社であるプロバンクホーム(同。売上高27億6000万円、営業利益5760万円、純資産2億9900万円)との連携を深め、東京23区内での戸建住宅事業を本格化させる方針です。首都圏におけるAVANTIAの事業基盤強化を図る狙いがあります。なお、取得価額は非公表となっており、取得予定日は2023年7月25日とされています。
プロバンクホームの特徴と強み
プロバンクホームは他社が取り扱わない超狭小地での戸建住宅供給や、空間デザインを活用した高付加価値住宅の企画に定評があります。また、希少性の高い区分所有マンションのリノベーションにも注力しており、首都圏の戸建住宅市場において近年急速な成長を遂げています。こうした強みを持つプロバンクホームとAVANTIAとの協業によって、戸建住宅事業のさらなる発展が期待されています。
首都圏事業基盤強化への期待
東京23区内での戸建住宅事業を本格化させることは、AVANTIAにとって大きな成長機会です。特に、都心部での狭小地開発やリノベーションは難易度が高いものの、高付加価値化した住宅を求める顧客ニーズが高まっており、AVANTIAの既存事業とのシナジーを生む可能性があります。実際に、プロバンクホームと協力することでノウハウの共有や効率化が進み、首都圏市場での競争力を一段と高めることが期待されています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手の皆様から一切手数料をいただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化することを強みとしているM&A支援会社です。豊富な知識と実績をもとに、適切なアドバイスとサポートを行い、お客様に寄り添ったサービスを提供しております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。