Appier GroupによるBot Bonnie買収について
Appier Groupは台湾子会社を通じて、現地の邦妮科技有限公司(Bot Bonnie、台北市)の全株式を取得し、子会社化を決定いたしました。Appier GroupはAI(人工知能)を活用したマーケティングサービスをSaaS(サービスとしてのソフトウェア)モデルで提供しており、今回の買収によりBot Bonnieの会話型エンゲージメント・マネジメント・プラットフォーム事業を取り込み、グローバルな販売チャネルとAI技術の活用をさらに進める狙いがあります。
取引概要
買収対象はBot Bonnieの全株式であり、取得価額は非公表となっております。取得予定は2021年6月となっており、実現後はAppier Group子会社として事業を継続していく見込みです。
買収による相乗効果
Appier Groupのグローバルな販路とAI技術を活用することで、Bot Bonnieの持つ会話型エンゲージメント・プラットフォーム機能をより多くの市場に展開することが可能になります。これにより、企業のマーケティング戦略がさらに高度化し、顧客に対してパーソナライズされたアプローチが行いやすくなると期待されます。
Appier Groupが目指す方向性
Appier Groupは、AIを活用して企業のマーケティング活動を支援するサービスを複数展開しています。今回のBot Bonnieの買収によって、より多彩なコミュニケーション手段を提供できるようになり、企業が顧客との対話を強化し、長期的な関係構築を図るサポートを行っていく方針です。
今後の展望
取得完了後は、各種の顧客データとAI技術を連携させる仕組みを整備し、マーケティング施策の自動化や効果測定の高度化を実現するとみられております。これにより、企業の販促活動に新しい可能性が広がり、さらなる顧客満足度の向上につながることが期待されます。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手から手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化できることを強みとしております。豊富な経験と知識をもとに、M&Aにおけるスムーズな手続きのサポートを行い、売主様のさらなるビジネス成長や次のステップへ向けたご支援をさせていただいております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。