AHCグループによるパパゲーノの追加株式取得について
AHCグループは、IT活用による福祉支援を手がけるパパゲーノ(東京都杉並区。売上高3910万円、営業利益△423万円、純資産371万円)の株式を追加取得し、子会社化することを決定いたしました。これまで10.9%の持ち株比率を100%とする予定であり、福祉業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進につなげるとの判断を示しています。
パパゲーノの概要
パパゲーノは神奈川県立保健福祉大学発のベンチャー企業で、2022年3月に設立されました。IT技術、とりわけ生成AI(人工知能)など先端技術を活用し、福祉事業所で働く職員の業務効率化を支援するアプリ「AI支援さん」を展開しています。さらに一般企業で働くことが難しい障害者を対象とした就労継続支援B型事業所を自ら運営し、IT系作業の受注などで成果を上げていることも特徴です。
資本業務提携の経緯
AHCグループは2024年6月にパパゲーノと資本業務提携しました。今回の追加取得により、同社を完全子会社化し、ITやAIを活用した福祉支援分野の取り組みをさらに強化します。今後はパパゲーノとの連携を深め、福祉業界のDX推進に寄与することが期待されています。
取得価額と取得予定日
今回の株式取得価額は1億1680万円となっており、取得予定日は2024年12月1日です。このタイミングでパパゲーノの持ち株比率を100%とし、ITを活用した福祉支援事業を拡大していく見通しです。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Do(エムアンドエー・ドゥ)は、M&Aの支援を通じて売り手の方々の利益最大化を目指す専門企業です。売り手からは一切の手数料をいただかず、譲渡後の資産を最大化できる点が強みとなっています。M&Aに関するご相談は、ぜひ株式会社M&A Doまでお問い合わせください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。