電通グループはスペインのCRMコンサルティング企業Omega Customer Relationship Management Consultingを子会社化し、Salesforce製顧客管理ソフトウエア関連のサービス強化を狙う。Omegaはスペイン最大のSalesforceパートナー企業で、約550人の専門スタッフを抱え、スペイン国内10カ所とフランスのパリに事務所を展開している。取得価額、取得日は非公表。

M&Aアドバイザーとしてのコメント：電通グループは、Salesforce製品の専門知識を持つOmegaの買収により、CRMコンサルティングサービスの拡充を図ることができる。これにより、グループの顧客企業に対してより高度なCRMソリューションを提供することができるようになると考えられる。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。