急激に変化するビジネス環境とクリエイティブ提案力向上の背景
AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などの技術革新を背景に、現代のビジネス環境は加速度的に変化しております。このような変化に対応するためには、新たなアイデアや価値を創造するためのクリエイティブ(創造性)提案力の向上が重要です。特にデジタルコンテンツを活用したビジネス展開では、企業のイノベーション力が問われるため、技術と創造性を融合させるための体制づくりが求められます。
DNTIの追加株式取得と子会社化について
取得の概要
取得価額は7億1500万円で、取得日は2025年1月17日です。DNTI(東京都千代田区。売上高7億7500万円、営業利益△3700万円、純資産△5億1800万円)の株式を追加取得し、子会社化しました。これにより、同社をグループとしてしっかりと連携させながらさらなる事業拡大を目指します。
持ち株比率の引き上げ
第三者割当増資の引き受けなどを通じて、当初14%だった持ち株比率を97.3%まで引き上げました。DNTIは2020年に設立された若い企業ではありますが、迅速な経営判断や新規事業への挑戦意欲を持つことで、時代の変化に対応したサービスを生み出すポテンシャルを有しています。
今回のM&Aがもたらす効果
クリエイティブ提案力の獲得
DNTIが保有するデジタルコンテンツ開発力や創造性を取り込むことで、既存事業とのシナジーが期待できます。AIやIoTのような新技術を活用し、これまでにない革新的なサービスを展開していく土台を強化する可能性があります。
事業体制の強化
DNTIを子会社化することで、経営資源やノウハウを共有し、より安定した事業運営と収益改善が見込まれます。今後、両社の強みを活かした商品開発や販売チャネルの拡充、さらには海外展開など、多角的な戦略を加速させることができます。
今後の展望
クリエイティブ領域の強化は、単に事業領域を拡大するだけでなく、企業のイノベーション力を高める大きなきっかけとなります。急激に進歩するAI・IoT技術と組み合わせることで、これまでにないサービスや新しい顧客体験を生み出すことが期待されます。
株式会社M&A Doについて
株式会社M&A Doは、M&Aにおいて売り手から手数料を一切いただかず、売主様の譲渡後の資産を最大化できることが強みの企業です。専門知識とネットワークを活かして、円滑なM&A成立と譲渡後の資産価値向上を一貫してサポートしております。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。