あいホールディングスは、学校体育館向け次世代空調システム「ecowin」の販売代理店事業を行うマイクロ・トーク・システムズの株式66.6％を取得し、子会社化した。空調関連製品の取り扱い拡充が狙いで、公立小中学校などの体育館への空調設置の機運が高まっていることに着目した。取得価額は非公表。「ecowin」はエコファクトリーが開発した放射式冷暖房システム。

M&Aアドバイザーとしてのコメント：あいホールディングスのこの買収は、学校体育館向けの空調システム市場に参入するための戦略的な一手である。今後、同社は「ecowin」を通じて、学校体育館向けの空調システム市場でのシェア拡大を目指すことが予想される。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。