パスは、化粧品原料製造会社のRMDCを株式交換で子会社化することを決定した。RMDCは、自社の細胞加工施設でヒト由来化粧品原料を製造し、医療機関からの受託製造も手がけている。株式交換予定日は2023年1月31日で、パス1株に対してRMDCの株式1883.24株を割り当てる。このM&Aは、美容・健康と再生医療関連事業の基盤拡大につながる。M&Aアドバイザーとしては、パスがRMDCの技術やノウハウを取り入れ、事業拡大につなげることが期待される。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。