文化シヤッターは、ニュージーランドのガレージドアメーカー、Windsorグループを傘下に収めることを決めた。文化シヤッターは、オーストラリアで同じガレージドアメーカーのArcPac Garage Doorsを子会社化しており、オセアニア地域で建材事業の強化を推し進める。取得価額、取得予定日は非公表。Windsorグループは、ニュージーランド第2位の新築戸建住宅向けガレージドア市場で30億2000万円の売上高を持ち、従業員は84人。M&Aアドバイザーとしては、文化シヤッターがオセアニア地域での事業拡大を進める中で、Windsorグループの買収は戦略的な意味を持つと考えられる。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。