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大和ハウス、リゾート施設運営子会社の全株式を恵比寿リゾートに譲渡へ。譲渡価額は556億円で、2023年4月3日に予定。大和リゾートは24ホテルを運営し、恵比寿リゾートはシンガポールを拠点にリゾートホテル事業を展開するSCキャピタル・パートナーズ・グループ傘下。

大和ハウス工業の子会社である大和リゾートが、全株式を恵比寿リゾートに譲渡することが決定した。大和リゾートは全国24カ所でホテルを運営しているが、老朽化や新型コロナ禍の影響により成長シナリオを描きづらい状況にあった。譲渡価額は556億円で、譲渡予定日は2023年5月31日に延期された。恵比寿リゾートはジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズがアセットマネージャーを務めている。M&Aアドバイザーとしては、大和ハウス工業がグループ事業の再構築を進める中で、リゾート施設運営・管理事業から撤退することで、経営資源の集中化や収益性の向上を図る戦略的な判断と言える。

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