旭ダイヤモンド工業は、インドの販売代理店SOLWAY INTERNATIONALの全株式を取得し、子会社化することを決定した。これにより、成長が見込まれるインド市場での取引拡大を狙う。SOLWAYはダイヤモンド・CBN工具の取扱高を増やしており、旭ダイヤモンドは2018年に子会社化を決定していたが、コロナ禍を受けて見合わせていた。取得価額は未確定で、取得予定は2023年7月となっている。

M&Aアドバイザーのコメント：旭ダイヤモンド工業のインド市場での取引拡大に向けた戦略は、成長が見込まれる市場での存在感を高めるためには必要不可欠である。今後、SOLWAY INTERNATIONALの販売ネットワークを活用し、ダイヤモンド・CBN工具の販売拡大を図ることが期待される。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。