ジーニーは、米国Zelto社の株式82.5％を約57億6200万円で追加取得し、完全子会社化することを決めた。Zeltoは、インターネットメディアの広告収益最大化サービスを提供しており、ジーニーは子会社化後、機能拡充や海外展開の加速につなげる予定。取得予定日は2023年2月28日で、最大1000万ドルの追加支払いが可能。M&Aアドバイザーとしては、ジーニーの海外展開に向けた戦略の一環として、今回の子会社化は有効な手段であると考えられる。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。