NISバリューアップ・ファンド1号投資事業組合によるレカムホールディングス子会社化について
NISバリューアップ・ファンド1号投資事業組合(東京都中央区)は、レカムホールディングスが実施する第三者割当増資を引き受け、同社を子会社化することになりました。株式の55.66%を取得することで、経営における影響力を強化する方針です。
第三者割当増資の背景
レカムホールディングスは情報通信機器を製造しており、世界的な金融危機による需要の減退の影響を大きく受けています。特に、主力製品であるPHS端末の出荷台数が大幅に落ち込んでおり、厳しい経営環境が続いていました。こうした状況下で、増資による資本増強が不可欠と判断し、第三者割当増資を実施することとなりました。
出資の狙いと取得予定
今回のNISバリューアップ・ファンド1号投資事業組合による増資引き受けは、レカムホールディングスの経営基盤を支え、今後の成長に向けた投資や再建計画を加速する狙いがあります。取得価額は4億円で、取得予定日は2009年6月30日となっています。
株式会社M&A Doのご紹介
株式会社M&A Doは、売り手からは手数料を一切いただかず、譲渡後の資産を最大化できることを強みとしています。企業経営のさまざまなステージに応じて最適なアドバイスを行い、円滑かつ有利な条件でのM&Aをサポートしております。M&Aに関するご相談は、ぜひ株式会社M&A Doへお任せください。

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。